RTX2018は、R&S(Rohde & Schwarz )社のCMW100をプラットフォームにしたMLM(Multi Level Modulation) DECTテスタです。
測定ソフトウェアはPCにインストールして、Dialog DA14495などのMLM DECTチップセットを使った
マルチレベル変調DECT製品の主なRF測定を行うことができます。
また、従来のGFSK変調製品のRF測定も可能です。
特長
- R&Dと製造の両方に適したnon-signalingモードを使った製品
- 手動測定用のGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)が使用可能
- スタンドアロンとしても使え、RTXインタフェース・モジュール(.dll)を使ってお客様のATEシステムに統合が可能
- R&S社のCMW100は、さまざまな無線通信技術をサポートするプラットフォーム
- ソフトウェアのアップグレードにより、新しい変調方式もサポート可能
- EVM (PSK modulation family のみ)
- NTP (Transmit power)
- Power template
- Carrier frequency offset
- Frequency deviation (GFSK のみ)
- BER / FER / RSSI (別途RTXのAPIを含むソフトウェアパッケージが必要)
RF出力レベル
RF出力レベルは、DUTの感度を決めるため、「オンザフライ」で調整できます。
ビットエラーレート/フレームエラーレート
RTX2018には、GFSK及びPSKの波形パターンが含まれています。
DUTがRTX DUTファームウェアを使っていれば、BERとFERのパフォーマンスを測定できます。
DUTコントロール
RTX DUTファームウェアでDUTをテストする場合、GUIにはDUTコントロールが組み込まれています。
これによりテストのセットアップが簡素化され、「1つのアプリケーション」によるソリューションが可能です。
このシステムにより、ユーザーはRTX APIを介したDUT制御によるnon-signalingとして実行される
すべての主要なRF測定を実行しながら、UARTまたはUSBを介してDUTと通信することができます。
グラフィカル・ユーザ・インタフェース
RTX2018は、RTX Microsoft WindowsベースのGUIを使用して操作されます。
このGUIでは、すべての測定が簡単に実行でき、個別のウィンドウに表示されます。
リモート・コントロール
自動テストシステムで使用するために、RTX2018は
Dynamic Link Library(DLL)関数呼び出しを介して簡単に統合およびリモート制御できます。
RFポート
RTX2018のフロントパネルには、最大8つのDUTに接続するための
8つのRF IN / OUTポートがありますので、
テスト中にテストフィクスチャにスイッチを配置する必要がありません。
測定可能な範囲 | |
対応周波数 | DECT EU/US/Japan/Kore |
スロットタイプ | P32/PP32/P64/PP64 |
変調方式 | π/2-DBPSK/π/4-DQPSK/π/8-D8PSK/GFSK |
送信部測定 | EVM/NTP/Power template/Carrier frequency offset/Frequency deviation |
受信部測定 | 受信感度/BER/PER |
製品の詳細はメーカーサイトにてご確認ください。⇒RTX公式HP
商品仕様
製品名: | RTX2018 |
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型番: | RTX2018 |
メーカー: | RTX |