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7インチカラーLCD搭載 電池駆動ポータブルLANアナライザー
- イーサネットパケット2回線とPoE電力を同時測定
- 2チャンネル同時にワイヤーレートでテストパケットを出力
- PoE/ PoE+/ PoE++対応の合否判定と長時間電力記録
- GNSS(PPS)信号による時刻同期が可能なタイムスタンプ
- USB3.0経由で大容量外部ストレージに通信ログを自動記録
- タッチパネル付き7インチカラー液晶搭載の新設計軽量筐体
- Wiresharkで解析可能なPcapNGファイル保存
- LAN、USB、またはWi-Fi(XRのみ)接続でPCリンク
ラインナップ
LE-8500X Wi-Fi接続機能なし LE-8500XR Wi-Fi接続機能あり
LE-8500X/LE-8500XRは、10BASE-Tから1000BASE-Tまでのイーサネットの通信データ2回線分を同時計測しながら、内1回線のPoE(Power over Ethernet)の給電状況も同時に計測テストできるLANネットワーク対応の通信プロトコルアナライザーです。 テスト状況に応じてパケットモニター機能、パケットジェネレート(PG)機能、統計解析機能、PoE判定機能などを使用して、LANネットワークや関連機器の診断やテストに広く利用できます。タッチパネル付き7インチワイドカラー液晶を装備し、パソコンを使用せずに現場で計測データをすぐに確認でき、ログデータはUSB 3.2(Gen1)経由でUSBメモリー等に自動保存できるので計測終了後に詳しく解析することが可能です。また、別売のGPSアンテナを接続すれば、GNSS信号により時間補正されたタイムスタンプをモニターデータに付加できるので、通信障害解析のために長期間2地点で同時に計測したデータを、タイムスタンプを基に比較検証するような使い方にも対応できます。さらに標準計測ボードを別売の他の計測ボードと交換することで、計測対象の通信インターフェースを後から拡張できるので、1台でネットワークシステムから組み込み通信機器の開発テスト、保守まで広く利用いただけます。
仕様
計測インターフェース | RJ-45コネクタ ポートA,B,C,D : 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T ポート A-B間はフェールセーフタップ仕様※1 |
キャプチャメモリー | 容量:1Gバイト(96バイト~10,560バイト/1フレーム、64バイト/1PoEデータ使用) 2分割利用、誤消去防止プロテクト、およびリングバッファと固定サイズバッファの選択が可能 |
バックアップメモリー | 測定条件や最新データの一部(約16Mバイト分)を自動保存可能※2 |
オンラインモニター機能 | ポートA-B間, C-D 間を流れるLAN フレームを2チャンネル同時記録※3、リアルタイム表示 |
適合フレームサイズ | 60バイト ~ 9K バイト |
タイムスタンプ | 受信フレーム毎に受信時刻をタイムスタンプデータとして付加 分解能 :8n秒/1u秒/10u秒を選択可 GNSSのPPS信号または外部PPS信号による時刻合わせが可能※4 |
データ表示・操作 | スクロール表示,2分割比較表示,指定画面へのジャンプ操作,マークジャンプ操作 |
詳細翻訳 | 対象プロトコル: IPv4、ARP、ICMP、TCP、UDP、DHCP、EtherCAT |
pcap 変換 | 計測データを PcapNG 形式ファイルへ変換して保存可能※5 |
フィルタ機能 | 指定した1つまたは2つの条件に一致する特定フレームのみをモニター可能 フィルタ条件:レイヤー2タイプ(IPv4、 ARP、 NetBios、 IPv6、 EtherCAT、 タイプ番号指定)、レイヤー2送信元アドレス、レイヤー2送信先アドレス、IPv4プロトコル(ICMP、 IGMP、 TCP、 UDP、 プロトコル番号指定)、送信元ポート番号/アドレス、送信先ポート番号/アドレス、サブネットマスク |
トリガー機能 | 指定条件に一致する特定フレーム受信時または外部TTL信号の変化時にモニターを自動停止、または条件一致回数の計数および外部TTL信号の出力が可能 トリガー条件:レイヤー2タイプ(IPv4、 ARP、 NetBios、 IPv6、 EtherCAT、 タイプ番号指定)、レイヤー2送信元アドレス、レイヤー2送信先アドレス、IPv4プロトコル(ICMP、 IGMP、 TCP、 UDP、 プロトコル番号指定)、送信元ポート番号/アドレス、送信先ポート番号/アドレス、サブネットマスク |
検索機能 | 測定したデータから指定条件に一致する特定フレームのみを検索して頭出し、計数可能 検索条件:エラー発生フレーム、指定フレームサイズ、計測ポート、およびトリガー条件と同じ方法で指定可能な特定フレーム |
遅延時間測定機能 | ポート A-B間Tx、ポート A-B間Rx、ポート C-D 間Tx、ポートC-D 間Rxの内、指定した2つの受信タイミングの時間差をu秒単位で測定し、現在値、最大値、最小値、平均値を遅延時間として表示 |
統計解析機能 | 指定間隔(1~ 240 分) で2つのフレームカウンタ値の統計をとりグラフ表示、全フレームカウンタ値をリアルタイム表示可能 フレームカウンタの種類:総受信フレーム数、正常フレーム数、ブロードキャスト数、マルチキャスト数、ポーズフレーム数、0-63バイト長/64バイト長/65-127バイト長/128-255バイト長/256-511バイト長/512-1023バイト長/1024-1518バイト長/1519バイト長以上の各フレーム数、FCS エラーのフレーム数、64 バイト長未満の FCS エラーのフレーム数 |
PoE 計測機能 | ポートA-B間のPoE/PoE+/PoE++(IEEE802.3af/at/bt)機器間の消費電力、電圧、電流、給電タイプ(Alternative A/B、極性)を連続記録、リアルタイムの適正判定、グラフ表示、ダンプ表示が可能 単独計測またはLANフレームとの同時計測が可能 記録間隔: 1m 秒~ 1 秒、最大記録回数: 1677 万回、電圧測定範囲: 0~ 60V (確度:± 1% F.S.)、電流測定範囲:0~±900mA (確度:±1% F.S.)※6 |
PG 機能 | ポートC,D から任意のパケットをワイヤレートで出力 各ポートの16個の送信データテーブル(合計32kデータ)に設定した最大16種類のパケットを順番に各ポートから指定回数または連続で送信可能 送信データテーブル毎にフレームギャップ(次のパケットを送信するまでの間隔)を設定可能 |
Ping 機能 | ポートCからPINGコマンドを発行して応答回数、応答時間(現在値、最大値、最小値、平均値)を表示 コマンド送信間隔(10ms, 50ms, 100ms, 500ms, 1s)指定可、タイムアウト時間(10ms, 50ms, 100ms, 500ms, 1s, 5s, 10s)指定可、ペイロード長(4~1472)指定可 |
ポート点滅機能 | ポートCのLANケーブルが接続されたハブのポートのリンクLED を周期的に点滅させることでLANケーブルの接続先を確認可能 |
オートセーブ機能 | モニター中のキャプチャーメモリーの内容をUSBメモリー/SDHC等の外部ストレージに通信ログファイルとして自動保存可能※7 |
自動保存モード | 再記録モード、追記モード、Max停止(指定容量まで記録して停止)モードを選択可 |
ファイルサイズ | キャプチャメモリーサイズ、4M バイト、16M バイト、 64M バイト、 256M バイト |
最大ファイル数 | 2048個 |
オートバックアップ機能 | 測定終了時に測定データの自動保存可能 保存先:内蔵eMMC(測定データの最新部分約16Mバイト分)またはUSBメモリー/SDHC等の外部ストレージ(全測定データ)を指定可 |
時刻指定自動RUN/STOP機能 | 指定時刻に指定の繰り返し周期(毎月,毎日,毎時から選択可能)で、測定動作の開始および終了が可能 |
パワーオン自動RUN機能 | 電源投入後、自動的に測定動作の開始が可能 |
ファイル管理機能 | 測定データと測定条件をUSBメモリー/SDHC等の外部ストレージにパソコンで読み出し可能なフォーマットで保存可能 |
ファイル種類 | 測定データ(.DT),全ての測定条件(.SU), オートセーブデータ(#nnnnnnn.DT),スクリーンショット(.PNG), pcap 形式ファイル(.PCAPNG) |
ファイル操作 | 通常ファイル表示,指定タイプ別ファイル表示および並び替え, セーブ, ロード, 削除, 全ファイル削除 |
液晶ディスプレイ | 7 インチ TFT カラー液晶 静電容量方式タッチパネル付き |
ラインステータスLED | 11個 ポート A,B,C,D リンクアップ状態、ポート A/B および C/D の100BASE/TX、1000BASE-T、Full Duplex接続状態の常時表示 |
LAN ポート | RJ45 コネクタ 1000BASE-T Ethernet: IEEE 802.3 PC 接続用 |
USB デバイスポート | Type-C コネクタ SuperSpeed 転送対応 PC 接続用 |
USB ホストポート | 標準A コネクタ SuperSpeed 転送対応 外部ストレージ(USBメモリー/SSD)用 |
SD カードスロット | 標準サイズ SD /SDHC メモリーカード用 SDアソシエーション規格に準拠 |
外部入出力端子 | 4 ピン コネクタ TTLレベルのトリガー入出力信号用 |
GPS アンテナ用コネクタ | SMA(メス) コネクタ アクティブGPSアンテナ接続用 |
PPS 信号用コネクタ | SMA(メス) コネクタ TTLレベルのPPS入出力信号用 |
Wi-Fi 接続※8 | IEEE802.11b/g/n 周波数レンジ : 2412MHz~2484 MHz ・送信パワー 802.11b: +18.5dBm 802.11g: +18.0dBm 802.11n: +17.0dBm |
電源 | 付属AC アダプタ 入力: AC100 ~ 240V 50/60Hz 出力:DC9V 2A |
内蔵電池 | リチウムイオン 2 次電池 (型番:P-26LW2) 電池駆動時間 2 時間※9 充電時間 ・AC アダプタ利用時: 約3.5 時間 ・USB Type-C ケーブル利用時: 約4.5 時間(2A 以上給電可能なType-C充電器使用時) |
温度範囲 | 動作 : 0 ~ 40℃ 保存 : -20 ~ 50℃ |
湿度範囲 | 20 ~ 85%RH (結露なきこと) |
適合規格 | CE (クラス A) |
外形寸法 | 234(W) × 186(D) × 44(H)mm |
本体質量 | 約 990g |
付属品 | LAN ケーブル2本, USB ケーブル(標準A - Type-C), 外部信号入出力ケーブル(LE-4TG), ACアダプタ(6A-181WP09), キャリングバック(LEB-01), ユーティリティCD, クイックスタートガイド, 保証書 |
※1 本機の電源オフ時、ポートA-B間が本機内でスルー接続され、A-B間に接続した機器間のリンクが維持されます。本機の起動期間およびシャットダウン期間に一時的にリンクが切断される場合があります。
※2 計測ファームウェア保存用のeMMCの一部を利用
※3 キャプチャメモリーには最大約3Gbpsでデータを記録できるため,1チャネルの1000BASE-Tの計測ではパケットロスなく記録できます。1000BASE-Tの高トラフィック回線を2チャンネル同時に計測した時は一部パケットロスする場合があります。
※4 GNSS同期には別売のGPSアンテナが必要です。外部PPS同期にはGPSアンテナが接続されたもう1台の本機と別売のSMA同軸ケーブルが必要です。
※5 本機の計測データファイルをパソコン上でPcapNG 形式ファイルへ変換できるPCソフトを提供(予定)
※6 720mAを超える電流が3秒以上連続して流れるPoEラインの計測には使用できません。
※7 高トラフィック回線の場合や外部ストレージの性能によっては,全てのフレームが外部ストレージに記録されない場合があります。 最大記録速度 約1Gbps (USB3.0接続SSD を用いたメーカー測定結果による)
※8 LE-8500XRのみ。PC接続用
※9 通常の使用状況を想定したメーカー測定条件による
商品仕様
製品名: | LE-8500X |
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型番: | LE-8500X |
メーカー: | ラインアイ |