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PC接続でリアルタイムの通信解析も可能 CAN/LIN通信アナライザー データロガー
- PC接続型プロトコルアナライザー・単体ロガーの2ウェイ動作
- CAN、LINの組み合わせで2チャンネルの通信ライン測定が可能
- パス/カットフィルタや強力なトリガー機能で効率的な解析が可能
- ロガー動作を継続したままWi-Fiで計測ログファイルを確認
- 過酷な現場環境での使用に耐える堅牢設計
LE-270ARは、小型軽量のCAN/LIN通信計測器です。単体で計測ログを大容量のSDカードに連続記録できるロガーモードと、USB経由でパソコン(以下、PC)と接続して通信データをPC上でリアルタイム表示可能なリモートモードが利用できます。また、 事前登録したCAN/LINデータをPC上で選択し繰り返し送信できるマニュアルシミュレーション機能も搭載しています。 CANトランシーバとLINトランシーバを各2チャンネル標準装備。テスト状況に応じて、CANとLINあわせて2チャンネルの通信ラインを測定でき、外部信号4点の電圧データを同時記録できます。瞬時停電に強く、水滴がかかるような場所でも利用可能で低消費電力のため、テスト車両への設置や検査ラインへの組み込みなどにも広く活用いただける製品です。
仕様
計測インターフェース | CAN:ISO11898準拠 TJA1050 / LIN:ISO9141準拠 TJA1021 | |
計測コネクタ | DSUB25ピン オスコネクタ #4-40UNC | |
計測チャンネル数 | CAN,LIN,またはCAN/LINの組合せで合計2チャンネル | |
対応プロトコル | CAN, デバイスネット, LIN(Rev1.1, 1.2, 1.3, 2.0, 2.1) | |
測定可能な通信速度 | CAN:125Kbps~1Mbps LIN:400bps~26Kbps (任意) | |
CANモニター | 標準フォーマット/ 拡張フォーマット対応, ビット取込タイミング任意設定可能 | |
LINモニター | ID毎のフレーム長指定、または指定アイドル時間でフレーム区切り可能 | |
エラーチェック機能 | Break:(LIN),Sync:(LIN),Parity:(LIN),Checksum:(CAN/LIN),Framing:(LIN) | |
記録容量 | PC接続時:HDDに最大32Gバイト、単独動作時:本体のSDカード容量分 (128K /1M /2M /4M /8M /16M /32Mバイト単位のファイル数で指定可) |
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動作モード | リモートモード(PC接続時),データロガーモード(単独動作時) | |
アナログ測定モード | 4チャンネルのアナログ信号を通信データ受信時に測定,通信データ受信と指定周期毎に測定を選択可能 | |
測定開始と停止 | PCからの操作,スタート/ストップスイッチ,電源投入時自動,指定時刻自動 | |
タイムスタンプ計測 | 9桁,分解能:時:分:秒,分:秒.m秒,100μs,10μs,1μsを指定可能※1 | |
フィルタ | チャンネル毎に指定のアクセプタンスID(ビットマスク指定可)のみを記録可能 CANは、さらにパスID、カットIDを各8個指定し、アクセプタンスIDとのAND条件を指定可 |
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PC上での表示 | 通常表示(時系列表示), 収集固定表示(ID別の指定行表示), アナログ波形表示 | |
トリガー機能 | 条件 | エラー(Break, Sync, Parity, Framing, チェックサム)※2, 指定データフレー ム(チャンネル, ID, データ, データビットマスク), 指定リモートフレーム (チャンネル, ID), タイマー一致, カウンタ一致, 外部信号論理, 外部トリガー入力 |
動作 | 測定停止(オフセット指定可),タイマー/カウンタ制御,トリガー条件の有効化/無効化,ユーザー定義LEDの点灯/消灯,外部信号出力,CANデータ送信(MANUALモード時),キャプチャー制御 | |
PC上での検索機能 | トリガーの一致点,エラー(Break,Sync,Parity,Checksum,Framing),データ:指定ID(ドントケア指定可), 特定文字列(最大8文字,ドントケア,ビットマスク指定可),CANリモートデータ:指定ID(ドントケア指定可),指定タイムスタンプ(時間の範囲指定),外部信号 | |
シミュレーション機能 | CANまたはLINの1チャンネルからテストデータを出力可能 テストフレーム(CAN、LINそれぞれ最大16種類)を事前登録可能 データフィールド内の指定位置のデータを自動的に増減(スイープ)可能 |
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CANテスト | PC画面の操作パネルで選択された複数フレームをそれぞれの指定周期で送信可能(送信回数も指定可) | |
LINテスト | マスターモード:テストフレームを指定の順番にスケジュール送信 スレーブモード:ID一致応答送信 通信異常テスト: Parity エラー有無, BREAKフィールド長(未指定時は13ビット), SYNCフィールド値(未指定時は55h)を指定可" |
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外部信号入力 | デジタル/アナログ入力共用 4チャンネル 記録モード:通信データ受信時に記録、または、指定周期(1ms~10min,13段階) デジタル入力:入力閾値:Hレベル2Vmin. ,Lレベル0.5Vmax. アナログ入力:入力範囲-16V~16V,精度±0.5%FS,AD変換15Ksps/分解能10ビット |
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変換保存 | テキスト形式,CSV 形式,kml 形式に変換して保存可, OBD 翻訳機能 | |
LED表示 | 2色発光LED 5個 電源/エラー,測定中/記録中,CH1/CH2,ユーザー定義U1/U2,Wi-Fi | |
スイッチ | 1個 RUN / STOP | |
外部トリガー信号 | 入力1,出力2 計測コネクタに配置 | |
SDカード対応容量 | 2~16Gバイト※3 | |
USB2.0ポート | ミニBコネクタ Highスピード転送対応 | |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n※4 周波数レンジ: 2400MHz-2483.5MHz 送信パワー : 802.11b: +20dBm, 802.11g: +17dBm, 802.11n: +14dBm |
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電源※5 | USBバスパワーまたは,DC-IN、計測コネクタの1ピンBATTERY端子から給電 外部DC電源(DC9~34V) ,ACアダプタ:6A-181WP09 |
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消費電力 | 約1.3W(Wi-Fi使用時:約1.9W)(電源投入後、約10秒間は最大約2.7W) シャットダウン時:約0.07W/DC12V(DC-IN給電時)※6 |
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停電継続動作時間 | 約0.5秒 | |
周囲温度・周囲湿度 | 動作温度:-20~+60℃ 保存温度:-20~+60℃ 湿度:20 ~ 85%RH (但し、結露なきこと) | |
適合規格 | CE(クラスA) | |
本体 外形寸法・質量 | 86(W)×130(D)×30(H) mm 約240g | |
付属PCソフト動作環境 | OS:Windows® 7/8.1/10 パソコン:PC/AT互換機 | |
付属品 | PCソフト,ミニUSBケーブル(1.8m),CAN/LIN用DSUBケーブル(1.0m) , 電源プラグケーブル,8ギガバイトSDHCカード |
※1:アナログモード時は時:分:秒,分:秒.m秒のみ指定可能。
※2:チェックサムエラー以外はLINのみ有効です。
※3:計測機能保証はラインアイのSD/SDHCカード利用時のみです。
※4:Wi-Fi機能を利用できるのは日本、アメリカ、カナダ、RE 指令(2014/53/EU) 適合を条件に利用可能となるEU 加盟国のみです。海外向けモデルは仕向地の電波法の関係でWi-Fi無線機能が無効化されて出荷されることがあります。詳しくは営業部までお問い合わせください。
※5:ACアダプタは付属しません。リモートモード(PC接続)ではUSBバスパワーで駆動します。ロガーモード(単体動作)での使用時は、本機仕様に適合する外部電源、または別売りのACアダプタ(6A-181WP09)が必要です。
※6:計測コネクタ1pinのBATTERY端子からの給電時はシャットダウン時でも約30mAが消費されますので、シャットダウン時の消費電流を抑えたい用途の場合はOBD2-DB25C2-1ケーブルなどを利用してください。
商品仕様
製品名: | LE-270AR |
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型番: | LE-270AR |
メーカー: | ラインアイ |