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Keysight E36200シリーズ ベンチ用200 W/400 Wオートレンジ電源
次世代機能で測定・解析をパワーアップ
50年以上にわたって、キーサイト・テクノロジーのDC電源は、デザインの立証、問題の把握、製品品質の保証を行うエンジニアの作業方法を革新し続けてきました。ベンチで200 Wから400 Wの電源が必要な場合、E36200シリーズをご利用いただけます。出力のリップル／ノイズが少なく、デバイスに幾重もの保護が施されているため、高い信頼性に基づいてテストが行えるだけでなく、次世代機能を使うことで測定・解析をパワーアップできます。
パワーの必要なモジュールデバイスに最適なデザイン
E36200シリーズはシングル出力とデュアル出力で電源を供給し、最大400 Wのパワーを必要とするベンチアプリケーション向けに設計されています。オートレンジ機能により、すべての出力電圧値で使用できる最大限の電流値を供給できます。オートパラレルまたはオートシリアル機能を使用することで、意図的に2つの出力を1つの出力に接続して出力を倍増し、デバイスに最大40 A の電流(E36233A)または最大120 Vの電圧(E36234A)を供給します。シングル出力は最大200 Wを必要とするデバイスに電源を供給できます。またデュアル出力は2台のデバイスに同時に電源を供給できます。
- E36231A：オートレンジDC電源、30 V、20 A、200 W
- E36232A：オートレンジDC電源、60 V、10 A、200 W
- E36233A：デュアル出力オートレンジDC電源、30 V、20 A、400 W
- E36234A：デュアル出力オートレンジDC電源、60 V、10 A、400 W
E36200シリーズは完全なSCPIプログラマブル電源で、USBおよびLANインタフェースを標準装備しています。また、オプションでGPIBインタフェースも使用できます。高度な機能には、データロギング、リストモード、入力と出力のトリガを使った同期などがあります。高電流アプリケーションには、調整可能なスルーレートと4線式リモートセンスを活用できます。調整可能なスルーレートは大量の突入電流を避けるために必要であり、リモートセンスはDUTの正しい出力電圧を確保して、高電流に起因するリード線での損失を補正します。
特長
クリーンで信頼性の高い電源
- 低出力リップル／ノイズ
- プログラミングとリードバックの優れた確度
- 優れた電源変動・負荷変動
- 2線式または4線式のリモートセンス
- 過電圧、過電流、過熱に対する保護
便利なベンチトップ機能
- 熱制御されるファン速度により音響雑音の低減を実現
- オートシリアル／パラレル接続
- 前面と背面の出力端子 直感的で使いやすいインタフェース
- 4.3インチのLCDカラーディスプレイ
- カラーコードされたチャネル
- 電圧／電流用の個々のノブ
- E3633AとE3634Aのコード互換性
- LAN (LXI)とUSB搭載、GPIB（オプション）
高度な特性評価
- データロギング
- 出力のシーケンス設定
- リストモード
- 低電流測定機能
- 調整可能な電圧スルーレート
仕様
性能仕様
| E36231A | E36232A | E36233A | E36234A | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| パワー出力 | 200 W | 200 W | 400 W | 400 W | ||
| チャネル | 1 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 |
| 定格DC出力 （0～40℃） |
0～30 V | 0～60 V | 0～30 V | 0～30 V | 0～60 V | 0～60 V |
| 0～20 A | 0～10 A | 0～20 A | 0～20 A | 0～10 A | 0～10 A | |
| 直列モード電圧 | ? | ? | 60 V | 120 V | ||
| 並列モード電流 | ? | ? | 40 A | 20 A | ||
| 負荷レギュレーション±（出力の% + オフセット） | ||||||
| 電圧 | < 0.01% +2 mV | |||||
| 電流 | < 0.01% +250 uA | |||||
| ラインレギュレーション ±（出力の% + オフセット） | ||||||
| 電圧 | < 0.01% +2 mV | |||||
| 電流 | < 0.01% +250 uA | |||||
| 出力リップル／ノイズ（20 Hz～20 MHz） | ||||||
| ノーマルモード電圧、Vpp | < 4.5 mVpp | < 3.5 mVpp | < 4.5 mVpp | < 3.5 mVpp | ||
| 出力リップル／ノイズ（20 Hz～10 MHz） | ノーマルモード電圧、Vrms | < 350 uVrms | ||||
| 12か月の確度（23 ℃ ± 5 ℃） | ||||||
| 電圧 | 0.03% +4 mV | 0.03% +8 mV | 0.03% +4 mV | 0.03% +8 mV | ||
| 電流 | 0.1% +6 mA | 0.1% +3 mA | 0.1% +6 mA | 0.1% +3 mA | ||
| リードバック確度 ±（出力の% + オフセット） | ||||||
| 電圧 | 0.03% +4 mV | 0.03% +8mV | 0.03% +4 mV | 0.03% +8mV | ||
| 電流 | 0.1% +6 mA | 0.1% +3 mA | 0.1% +6 mA | 0.1% +3 mA | ||
| 低電流 ※1 | 0.25% +160 uA | 0.25% +80 uA | 0.25% +160 uA | 0.25% +80 uA | ||
| 負荷トランジェント回復時間 （負荷が50%から100%またはその逆に変化した後、セトリングバンド範囲内で復元にかかる時間） |
||||||
| 電圧セトリングバンド | 15 mV | |||||
| 時間 | < 50 uS | |||||
特性（代表値）
| E36231A | E36232A | E36233A | E36234A | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 分解能 | ||||||
| プログラミング - リモート | ||||||
| 電圧 | 1 mV | 3 mV | 1 mV | 3 mV | ||
| 電流 | 1 mA | 0.5 mA | 1 mA | 0.5 mA | ||
| リードバック - リモート | ||||||
| 電圧 | 0.5 mV | 1.5 mV | 0.5 mV | 1.5 mV | ||
| 電流 | 1 mA | 0.5 mA | 1 mA | 0.5 mA | ||
| 低電流 ※1 | 20 uA | 10 uA | 20 uA | 10 uA | ||
| プログラミング - フロントパネル | ||||||
| 電圧 | 1 mV | |||||
| 電流 | 1 mA | |||||
| リードバック - フロントパネル | ||||||
| 電圧 | 1 mV | |||||
| 電流 | 1 mA | |||||
| 低電流 | 1 1 uA | |||||
| 出力リップル／ノイズ（20 Hz～20 MHz） | ||||||
| ノーマルモード電流 | < 1 mArms | |||||
| 過電圧保護(OVP) ± （出力の% + オフセット） | ||||||
| プログラミング確度 | 0.2% +0.4 V | |||||
| 起動時間（OVPまたはOCP条件が発生してから、出力が降下し始めるまでの平均時間） | ||||||
| 過電圧保護(OVP) | < 5 ms | |||||
| 過電流保護(OCP) | < 5 ms | |||||
| コマンド処理時間 | < 10 ms | |||||
| 1℃あたりのプログラミング温度係数（出力の% + オフセット） | ||||||
| 電圧 | 0.01% +0.6 mV | |||||
| 電流 | 0.01%+0.2 mA | |||||
| 1℃あたりのリードバック温度係数（出力の% + オフセット） | ||||||
| 電圧 | 0.01% +0.04 mV | |||||
| 電流 | 0.01%+0.2 mA | |||||
| リモートセンス（負荷リードの最大電圧） | 0.7 V | |||||
| 全変位の1%以内になるまでのアップ／ダウン（立ち上がり／立ち下がり）プログラミングのセトリング時間 | ||||||
| アップ、フル負荷 | 50 msec | |||||
| アップ、負荷なし | 50 msec | |||||
| ダウン、フル負荷 | 30 msec | |||||
| ダウン、負荷なし | 100 msec | |||||
